8INFORMAfor dietitian合格者正答率:18.8%第38回国試では,日本梨の石細胞の主成分について問われました.過去10年間にこの切り口で出題されたことはなかったため,単に過去に問われたことのある「日本梨の食感は石細胞由来」と覚えていただけの受験生は,戸惑ったようです.ですが,『QB』では,「石細胞の主要成分がリグニンである」ことまでちゃんと解説されていました.このことから,『QB』では,過去問の正文だけではカバーできない範囲の知識をおさえることができ,しっかり読むことで出題されるポイントが変わっても解けるようになります.①詳しい解説でカバーできていた!国試では,過去問とそっくり同じ内容ではなく,異なる視点の設問が出題されることがあります.第38回でもそういったパターンの問題が見られたので,『QB』掲載問題と比較してみました.第38回(2024年)国家試験44番より抜粋果実類に関する記述である.最も適当なのはどれか.1つ選べ.果実類に関する記述である.最も適当なのはどれか.1つ選べ.(2) 日本梨の石細胞は,リグニンを多く含む. …○(2) 日本梨の石細胞は,リグニンを多く含む. …○第35回(2021年)国家試験147番(『QB2023-24』p.362)解説を読むだけで「どうして◯(もしくは×)なのか」が判断できる知識が身に付くから,問われ方が変わっても対応できます2024 summer解説
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