【7月1日発売?】『RB2021』の改訂ポイント② ~国試の出題傾向に対応~

【7月1日発売?】『RB2021』の改訂ポイントでご紹介した3つの改訂ポイントのうち,毎年変化する国家試験の出題内容にどのように対応しているのかを見ていきましよう!

近年の国家試験の出題内容を反映

『RB2021』では,近年の国試の出題傾向を分析した結果を元に,いくつかの項目をリニューアルしたり,追加したりしています.

そのうちの例を1つご紹介します.

COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)の栄養状態について

近年,国家試験でCOPD患者の栄養状態に関する出題が増加しています.また,今年も応用力試験で以下のような出題がありました.

<第34回午後180問>

この問題は,COPD患者が気道閉塞による呼吸困難や呼吸困難から食欲が低下していることから,マラスムス型の低栄養を発症しやすいことを知っているかどうかを問う問題でした.

このようにCOPD患者の栄養状態についての問題は出題が増加しているため,わかりやすい説明が必要だと考え,下記のような図表を追加しました.

▼COPD患者の栄養状態

図で示すことによって,COPD患者の栄養状態の変化を流れで理解することが可能です.

このように,近年の国試の出題傾向を分析し,重要なポイントをわかりやすく伝えるために,毎年工夫しているのです.

最新国試の出題内容を反映

『RB2021』では2019年までの国試だけではなく,最新の2020年に実施された管理栄養士国家試験の出題内容のうち,重要だと判断した新規事項を追加しています.

反映した内容のうち,例を1つご紹介します.

成長,発達の定義について

第34回国家試験の5章応用栄養学の分野で,以下のような出題がありました.

<第34回午前87問>

黄色のマーカー部分の選択肢で,成長・発達の定義について問われています.過去の国試では,各ライフステージの成長や発達で見られる身体的な変化についてはよく問われるのですが,語句の定義についての出題はありませんでした.

そこで,『RB2021』では下記のように小項目を追加し,語句の定義について説明しています.

最後に

こちらに示した例はあくまで一部ですが,これ以外にも近年の出題傾向を分析し,項目のリニューアルや追加を行っています.気になる方はぜひ,書籍を手にとって見てくださいね!