<連載>最新版『QB』の特徴と改訂ポイント①

~最新34回国試のわかりやすい問題解説を追加

みなさん、こんにちは。
スーパートマトです。

今日は7月2日に発売される管理栄養士国家試験の過去問題集
クエスチョン・バンク(QB)』の特徴についての連載記事です。

今回は、『QB2021』に掲載されている最新の国家試験解説(34回)について紹介します。

『QB』の最新版ではその年の3月に行われた最新の国家試験200問を収録しています。
全問題を掲載しているのはもちろんですが、注目してほしいのが問題の解説部分です。
実際に見ていただくのが早いと思いますので、ごらんください!

2020年135番
受傷後3 日目の広範囲熱傷患者における病態と栄養管理に関する記述である.
誤っているのはどれか.1つ選べ.
⑴ 熱傷面積の推定には,9の法則を用いる.
⑵ 水分喪失量は,増加している.
⑶ 高血糖をきたしやすい.
⑷ 消化管が使用可能な場合は,経腸栄養法が推奨される.
⑸ NPC/N 比(非たんぱく質カロリー窒素比)は,500とする.

 

選択肢一つひとつに「なぜ正解・不正解なのか」「間違い選択肢を正しい情報に直すとどうなるか」が書かれて
いると思います。また、久々(7年ぶり!)に国家試験に登場した熱傷の重要な基本事項「9の法則」も、図を使って解説されています。

これが『QB』が大事にしている“根拠がわかる解説”です。

なぜ間違いなのかまでをしっかりと読んで理解しておくことで、本番の国家試験で出題される新しい問題を
答える力をつけることができます。また、図表を付けることで理解も深まります。

こうした特徴があるため、1問解くでたくさんの情報を手に入れることができます。

 

さらに、こうした『QB』の解説が最も力を発揮するのは、
応用力試験です。この前の国試から30問に増えたことで、重要度も高まってきています。

たとえば34回ではこんな問題が出ました。

180番 次の文を読み「180」,「181」,「182」に答えよ.
K総合病院に勤務する管理栄養士である.外来患者の栄養食事指導を行っている.
患者は,70歳,男性.歩行時の呼吸困難感を主訴に来院した.
精査の結果,中等度に進行したCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と診断された.
食欲が低下し,この半年間で5 kgやせた.
20 歳から現在まで,40本/日の喫煙歴がある.
身長160 cm,標準体重56.3 kg,体重44 kg.
空腹時血液検査値は,アルブミン3.7 g/dL,尿素窒素16 mg/dL,
クレアチニン0.5 mg/dL.基礎代謝量1,050 kcal/日,
間接熱量計を用いて測定した安静時エネルギー消費量1,400 kcal/日.

180 患者の栄養アセスメントとして,最も適切なのはどれか.1つ選べ.
⑴ 上腕三頭筋皮下脂肪厚が高値である.
⑵ 除脂肪体重が増加している.
⑶ クワシオルコル型栄養障害である.
⑷ マラスムス型栄養障害である.
⑸ エネルギー代謝は亢進していない.

応用力試験の問題は、状況を説明する長い文章や、情報量の多い図表から
解答に必要なキーワードを見つける力が要求されます。
この問題も、患者の身体所見や検査値などからアセスメントすることが必須の問題です。

『QB』ではこうした高度な問題に対して、【KEYWORD】【アセスメントとプランニング】といった
項目で整理することで、解答に必要なキーワードを浮き彫りにしています。


こうして、問題文の情報を整理することで解答するための考え方を身につけることができます。
また、多くの問題をこうして整理して解くことで、
本番の国試で解答に必要なキーワードを見つける力も養われます。

もちろん、その後には選択肢ごとの解説や、周辺知識の解説もたっぷり載っています。

この、詳しくてわかりやすい解説が『QB』の最大の特徴です。
発売したらぜひ一度お手にとって、中身を見てみてくださいね!