【次の国家試験を目指す方へ】

参考書は買い直した方がいいの?

『レビューブック』(『RB』)の最新2025年版が発売されましたが,2023-24年版以前のものを持っている方から「買い直したほうがいいの?」という質問が寄せられています.
次回(2025年:第39回)以降の国家試験を目指す受験生の皆さまの疑問に,編集部がお答えします!

『クエスチョン・バンク』の買い替えについて気になる方は,こちらのページをご覧ください!

第39回(2025年)の国家試験を目指す方へ

編集部としては最新版の2025年版を使用して対策するのをおすすめします.

理由1:特別付録「管理栄養士国家試験のためのゴロ合わせ集」が付いてくる!

国試合格に必要な知識には,単純に用語やその組み合わせを暗記すれば良いもの,暗記した知識に考え方を組合せないと問題が解けないものがあります.前者を効率よく覚えていただくために,トマトが受験に役立つゴロを選んで収録した冊子を付録にしました.一度見たら忘れない印象的なイラストとゴロで効率よく暗記していきましょう!

理由2:最新の出題基準に対応している

国家試験には出題基準がありますが,第38回管理栄養士国家試験より新しい出題基準が適用されました.出題基準が変わることによって,これまでの国家試験で出題されなかったテーマが出題されたりします.したがって,自分が受験する年の出題基準に合った参考書を選ぶことがお勧めです.

なお,『RB』では,「大項目」「中項目」「小項目」+「小項目のサブ項目」と4段階の項目に分けて,情報を整理していますが,
今回の管理栄養士国家試験出題基準の改定に伴い,最新版の『RB』では項目の整理を行いました.

各項目の収録内容の整理はもちろん,「大項目」「中項目」は,出題基準にそろうようにしています.*
*『RB』では,主に疾患等の栄養管理などの理解を効率よく行えるよう,出題基準では7章「臨床栄養学」に含まれる内容を,2章「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」に集約している場合があるため,項目名の省略を行っている箇所があります.

出題基準と対応する内容を確認したいとき(模試の復習など)には,「大項目」「中項目」を目印に探すことができます.
各章の目次も「大項目」「中項目」で構成されているので,参考にしてみてくださいね.

理由3:最新のガイドラインや法律,統計資料の内容をカバーしている

国家試験では,ガイドラインや法律,統計についての最新情報をおさえておくことも重要です.最新版の『RB』は,2024年1月時点での最新情報に合わせて内容の見直しを行っているので,必要な知識をアップデートできます.

 令和4年人口動態統計
 国民医療費の概況
 健康日本21(第三次)
 脂質異常症診療ガイドライン
 CKD診療ガイドライン
 令和6年度診療報酬改定(WEB掲載)*
 令和6年度介護報酬改定(WEB掲載)*
 令和4年国民健康・栄養調査(WEB掲載)*
など

*購入者特典としてWEBで公開予定です。

理由4:毎年進化している

編集部では,読者の声や国家試験の傾向をふまえて『RB』を改訂しています.そのため,『RB』には受験生の皆さんが勉強しやすくなるような工夫が毎年追加されています.たとえば,2023年版から「優先順位を示す『よくでるアイコン』」を,2023-24年版から「書籍掲載内容の理解度をチェックする『◯×クイックチェック』」を追加しています.それぞれの詳細は書籍の使い方紹介ページで確認してください!

第40回以降(2026年~)の国家試験を目指す方へ

第40回の国家試験は,「日本人の食事摂取基準(2025年版)」や「日本食品標準成分表2025(九訂)」などの重要なガイドラインが適用されてから初めての試験となるため,それらが反映された2025年発行予定の『RB2026』の発行を待つのも良いでしょう.

問題集(『QB』)は買い直した方がいいの?はこちら!