正解：2

解法の要点

食品成分表の基礎的知識を問う問題である．成分表の見方，読み方などをしっかり勉強し整理しておこう．

解説

1)誤り．「日本食品標準成分表2015年版（七訂）」では，食品群別収載食品数は魚介類が最も多く（419食品），ついで野菜類（362食品）となっている．ちなみに，収載食品の合計は2,191食品である．なお，2016年と2017年にそれぞれ追補が発表され，2017年の追補では魚介類429食品，野菜類373食品となり，収載食品の合計は2,236食品となっている．
2)正しい．新規に322食品が収載されるとともに，一部の食品について，名称，分類を変更したため，収載順と食品番号が一致しなくなった．このことから，食品の検索を容易にするために索引番号が設けられた．
3)誤り．食塩相当量は，ナトリウム量に2.54（NaClの式量÷Naの原子量）を乗じて算出して値を示してある．ナトリウム量には食塩に由来するもののほか，グルタミン酸ナトリウム，アスコルビン酸ナトリウム，リン酸ナトリウム，炭酸水素ナトリウムなどに由来するナトリウムも含まれる．

今回のクイズに関する内容は，『レビューブック2020』p555-557，『クエスチョン・バンク2020』p386-387でチェックしてくださいね．
それではまた来週！素敵な週末をお過ごしください☆彡