正解：2

解法の要点

「睡眠の状況」に関する最近の国民健康・栄養調査の結果に加え，頻出事項である「健康づくりのための睡眠指針2014」についてしっかりと確認しておこう．また，今回詳しく問われた休養に関しても「健康づくりのための休養指針」があるので，おさえておきたい．

解説

1)誤り．積極的休養とは，休暇のための時間を確保し，趣味や運動，旅行などで活動的に休暇を過ごすことや，家族の関係や心身を調整し，次の活動に向けた 体力・気力・活力・意欲などを養うことなどを指す．そのため，疲労回復のためだけにとる意識的な睡眠は該当しない．
2)正しい．「健康づくりのための休養指針」では，社会活動の参加による能動的な休養や，ボランティアおよびサークル活動によるコミュニケーションなど，日常の人との交流を通じた他者との出会いやきずなの重要性が示されている．
3)誤り．「健康づくりのための睡眠指針2014」では，個人差はあるものの，概ね必要な睡眠時間は6時間以上8時間未満が妥当であるとされている．なお，必要な睡眠時間以上に長く睡眠をとったからといって健康になるわけではない旨も記されている．

今回のクイズに関する内容は，『レビューブック2021』p66『クエスチョンバンク2021』p45でチェックしてくださいね． それではまた来週！素敵な週末をお過ごしください☆彡