はじめの1歩は『なぜ?どうして?』!


管理栄養士を目指す多くの受験生に支持されてきた『なぜ?どうして?』シリーズ.
国試対策のスタートに最適なこのシリーズの特徴を,主人公の2人が紹介します!

すらすら読めて国試が解ける参考書!?

(大学4年生時の栄子)う〜ん,自信なくなるなぁ.

あら栄子,どうしたの?

次の国家試験に向けて,そろそろ勉強しなきゃって問題集を開いたんだけと,解けない問題が多かったの.
特に糖尿病関連の問題なんかほとんど解けなくて….

そうだったの.こんなとき,問題集を繰り返し解く方法もあるんだけど,栄子の場合は糖尿病が起こる機序や症状から勉強した方がよさそうね.


この本は知ってる?

あ,『なぜ?どうして?』(以下『なぜ?』)ね.
クラスで使ってる友達がいたけどどんな本なの?

ひとことでいえば,
すらすら読めて国試が解けるようになる参考書」よ.

素敵なキャッチフレーズ.でもホントかしら.

もちろん,じゃあ中身をみてみましょうか!

『なぜ?どうして?』は国試でできている


実際の紙面はこんな感じ.
私と管理栄養士の会話やたくさんのイラストを使って,国家試験に出題される内容について解説しているのよ.

たしかにすらすら読めそう.それに実際の患者さんを例に話が進むのはリアルでいいわね.

ええ.それも『なぜ?』の特徴よ.

でも,この本で本当に国家試験が解けるようになるの?

ふふふ.実は『なぜ?』の内容ってこうやって制作されているのよ.

国家試験の出題内容を参考に作られているのね.

そう.しかも,ただ解説するんじゃなくて,誰にでもわかりやすく読めるように,っていうのがポイントよ.

じゃあ次の国試を受けるけど問題集で苦戦してる私にもぴったりってことか!
それなら学校の授業や,その前からも使うことができそうね.

そうよ.たとえば大学1年生でも読むことができるから,授業でつまずいた科目は『なぜ?』で早めに学んでおくといいかもしれないわね.

うん.さっそく,糖尿病のところを読んでみるわ.
このお話はどの巻に載っているの?

糖代謝や糖尿病関連のお話は3巻に収録されているわ.
3巻にはほかにも慢性腎臓病(CKD)っていう管理栄養士と関連の深いテーマも入ってるから,オススメよ.

そうなんだ!

各巻の詳しい収録内容をまとめておいたわ.
苦手なテーマや根っこから理解したいテーマがある巻から読んでみるといいわね.

1巻 基礎栄養学

基礎固めに最適!栄養素の代謝が分かる!

1章    消化・吸収のしくみ
2章    エネルギーと糖質の代謝
3章    脂質の代謝1
4章    脂質の代謝2
5章    たんぱく質の退社
6章    脂溶性ビタミン
7章    水溶性ビタミン
8章    多量ミネラル
9章    微量ミネラル
10章    エネルギーの必要量

2巻 人体の構造と機能/臨床栄養学①

臨床栄養の基礎知識を驚くほど分かりやすく解説!

1章    病院での業務って?
2章    栄養管理とは
3章    NST/栄養補給法
4章    嚥下のしくみ
5章    悪性腫瘍(がん)
6章    胃がん切除と術後のケア
7章    炎症性腸疾患
8章    肝臓のはたらきと肝炎
9章    肝硬変
10章    呼吸のしくみ/COPD

3巻 人体の構造と機能/臨床栄養学②

糖尿病発症のメカニズムやCKDの概要などの重要事項が満載!

1章    1型糖尿病
2章    2型糖尿病の成り立ちと治療
3章    2型糖尿病の悪化防止
4章    ホルモンのはたらきと甲状腺疾患
5章    腎臓の構造と機能/ネフローゼ症候群
6章    慢性腎臓病(CKD)
7章    透析療法
8章    骨代謝とビタミン,ミネラル
9章    感染症

4巻 人体の構造と機能/臨床栄養学③

免疫の基礎や血液調節のしくみなど,イメージしにくいテーマを分かりやすく解説!

1章 心臓のはたらき
2章 虚血性心疾患
3章 心不全
4章 高血圧の概要と治療
5章 血圧調整
6章 副腎の生理と疾患
7章 高尿酸血症と痛風
8章 血液の役割/貧血
9章 免疫の基礎
10章 食物アレルギー
11章 脳神経の概要と疾患

5巻 応用栄養学

応用栄養学にかかわる幅広い知識を基本から丁寧に解説!

1章 月経周期
2章 更年期障害
3章 神経性やせ症
4章 妊娠期の生理
5章 妊婦の栄養管理
6章 新生児期~幼児期の生理と栄養
7章 学童期・思春期の生理と栄養
8章 スポーツと栄養
9章 肥満とメタボリックシンドローム
10章 生活習慣の改善と栄養ケア
11章 加齢と変化(総論)
12章 老年症候群/廃用症候群
13章 骨粗鬆症

6巻 給食経営管理論

給食経営管理の現場で使える知識が身につく!

1章  特定給食施設の定義と目的
2章  衛生管理
3章  食中毒
4章  大量調理のポイントと生産管理
5章  発注と在庫管理
6章  栄養・食事管理と食事摂取基準
7章  給食のシステムと組織・人事管理
8章  会計・原価管理
9章  品質管理とマーケティング
10章  学校給食
11章  危機管理

うん.なんだかこの本となら私がんばれそう!

ふふ.応援してるわよ.