【第40回以降の受験を目指す方へ】 問題集は買いなおした方がいいの?
第39回国試が終わり、さっそく次の国試へのスタートを切る人もいるかと思います。
そんな方から、よくこんな質問が寄せられます。
「今持っている問題集(たとえば『QB2025』)は、買いなおした方がいいの?」
「自分が受験するとき、最新版を購入した方がいいの?」
次の第40回国試(2026年実施)以降の国試を目指す受験生の皆さんの疑問に、編集部が回答します。
最新版2026年版を購入することを強くお勧めします
編集部では、2026年以降の国試を受験する方には最新版の2026年版の買い替えを強くお勧めしています。その理由は、
①国家試験の傾向が変わったため、最新の国試の問題と解説が収録されている『QB2026』で対策してほしいから
②最新の2026年版で追加されたりリニューアルされたりした付録があるから
③「食事摂取基準2025年版」をはじめ、重要な法律や統計、ガイドラインが改訂されているから
です。それぞれ見ていきましょう!
①最新の国試問題を最新の2026年版で演習しよう
受験するにあたって、最新の国試の傾向をおさえておくことが重要です。
ここでは、変化した国試の傾向と『QB2026』をお勧めする理由をまとめています。
国試の傾向がどう変わったのか
ここ数年で国試が難しくなってきています。この傾向は、合格率と平均点が低下傾向にあることからわかります。
以下のグラフは、2022~2025年に実施された国試の平均点と合格率の推移を示しています。第37回、38回で平均点、合格率がともに低下傾向にあり、特に2024年実施の第38回国試では、合格率が50%を下回ったことが話題になりました。
この背景には、国家試験の出題傾向の変化があります。過去問から少しひねった問題が出題されたり、計算問題や英語の問題など新傾向の問題が増えたりしています。
▼過去4年における平均点と合格率の変化
平均点:メディックメディアの国家試験採点サービス「スーパートマトの合格予報」の解答データより算出
合格率:第39回管理栄養士国家試験の結果について(厚生労働省)
最新版『QB』をお勧めする理由
『QB』は徹底した国試分析を基に作られているので、傾向の変化をおさえた問題演習が可能です。
★受験生が迷った問題を中心に丁寧に解説
選択率が低かったり出題傾向が変わったりした問題について、「受験生はどこでつまづきやすいのか」「どのように考えたら解けたのか」がわかるように解説を作成しています。
★わかりやすいまとめを豊富に掲載
受験生が迷った問題を中心にたくさんのまとめを掲載しているので、テキストだけだとわかりにくい内容をしっかりと確認することができます。
②2026年版でリニューアルされた付録
2026年版では、オンライン上で過去問が解ける問題演習ツール、電子版「QB管理栄養士」の利用券が付いてきます。
『QB』掲載問題にくわえて、過去10年分の過去問が解けるほか、進捗管理機能など便利な機能が盛りだくさんです。
2025年版で好評だった付録も、引き続き収録しています!
★国試頻出のテーマを一問一答形式で確認できる「よく出るテーマ○×クイズ」を収録
③重要な法律や統計、ガイドラインが改訂されている
管理栄養士国家試験の出題範囲の中で、法律や統計、ガイドラインに関して毎年何かしら改訂されます。
その中で、2026年版では
- 「食事摂取基準2025年版」
- 「令和5年人口動態統計」
- 「令和5年国民健康・栄養調査」(一部、令和4年のデータを使用)
などの改訂に対応しています。
特に「食事摂取基準」は、毎年4,5問出題される頻出テーマなので、最新版でしっかりチェックしておきましょう。
まとめ
このように、2026年版は、掲載内容の面でも付録の面でも例年以上に充実した改訂となっています。
気になる人はぜひ、チェックしてみてくださいね。