こちらのページでは知識組み合わせ型問題の対策方法について紹介していきます.まずは、知識組み合わせ型問題について,おさらいしましょう!
知識組み合わせ型問題とは
複数の知識を組み合わせることによって解けるタイプの問題です.たとえば疾患の病態や栄養管理,行動変容技法に基づいた栄養指導などが挙げられます.一見暗記しないと解けないようにみえる問題でも,いくつかの知識を組み合わせると正解が分かることがあるため,考え方のコツをつかめば解ける問題の幅が広がります.出題ガイドライン上は「栄養教育論」や「臨床栄養学」に多くみられます.
具体的な対策方法
暗記型問題の攻略方法は次の2つ!
類題をたくさん解く
ある程度の知識が頭に入っていても,過去問と異なった聞かれ方になるととたんに答えられなくなることがよくあります.だからこそ,同じテーマで角度を変えた問題をたくさん演習しておくことが大切.本番での対応力がアップします.
そのため,過去問題の演習や模試をたくさん解く(復習も!)のが効果的です.また『クエスチョン・バンク』(QB)で問題の解説や基本事項を読んでおくのも効果的ですね.
関連図をつくってみる
国試対策では,誤った内容の選択肢を正しい文章に直し(正文化)それを覚える,という勉強法をとる人が多いようです.その方法にプラスして,問題の背景知識を関連図として整理してみましょう.ぐっと理解が深まります.何より正文化した文章を1つ覚えるのに比べて,カバーできる知識の幅がさらに広がるので,初見の問題にも対応できるようになりますよ.
コラム:先輩の知識組み合わせ型問題対策
合格した先輩たちに知識組み合わせ型問題の対策方法を聞いてみました.
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