3年ぶりのリニューアル!
『なぜ?どうして?②人体の構造と機能/臨床栄養学①』の改訂ポイント
2巻のテーマは「人体の構造と機能/臨床栄養学」(『なぜ?どうして?②』の書籍情報はコチラのページをチェック!)
「解剖生理学」や「臨床医学」、「臨床栄養学」と呼ばれる科目が中心となります。
栄養介入の基本である栄養アセスメントの考え方や栄養補給法をはじめ、栄養介入が重要な消化器疾患を分かりやすく解説しています。
今回の大きな改訂ポイントは3つです。
- 最新の国試出題内容を追加!
- 重要ガイドラインや近年のトレンドを反映!
- 小冊子「Check it out ~国試にチャレンジ~」
1つずつみていきましょう。
最新国試の出題内容を追加!
2018年の旧版発行以降の2019年~2021年の国家試験で出題された問題を分析し、ストーリーに盛り込みました。『なぜ?どうして?②』を読むことで、近年の国家試験の問題が解けるようになります。
実際の問題を見てみましょう。
▼2021年午前35番
肺の構造,呼吸機能および酸素の運搬に関する記述である.最も適当なのはどれか.1つ選べ
⑴ 右肺は,2葉からなる.
⑵ 肺静脈には,静脈血が流れている.
⑶ 肺胞で行われるガス交換を,内呼吸という.
⑷ 動脈血の酸素飽和度は,約40 %である.
⑸ ヘモグロビンの酸素解離曲線は,血液pH が低下すると右方向に移動する. 正解(5)
2021年2月に行われた最新の試験問題ですが、改訂版の2巻ではしっかり解けるようになっています。
▼なぜ?どうして?2巻p378-379
吹き出しのとおり、正答選択肢の5やそれ以外の選択肢の内容が説明されており、他のページの内容も組み合わせることで問題が解けるようになっています。こんなふうに、近年の国試内容がセリフやコラムなどで反映されているので読むだけで近年の傾向を踏まえた対策ができます。
重要ガイドラインや近年のトレンドを反映!
前版発刊以降に更新されたガイドライン(『日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021学会分類2021』『NASH・NAFLD の診療ガイド2021』『肝硬変診療ガイドライン2020』等)を反映しました。
また、近年栄養介入が注目されているNASH・NAFLDや、対比して国家試験に出題される潰瘍性大腸炎についてに関する新規ストーリーを追加するなど、内容の見直しを徹底的に行っています。
▼国家試験によく出題されるNAFLDとインスリン抵抗性の関連などイラスト付きで説明しています
▼対比して出題される潰瘍性大腸炎とクローン病について違いを丁寧に説明しています
小冊子「Check it out ~国試にチャレンジ~」
今回新しく小冊子「Check it out」を追加しました!
これは、各お話を読むことで解けるようになる実際の国試問題を収録したものです。中身をみてみましょう!
このように左ページに問題が、右ページには選択肢ごとの丁寧な解説がのっています。お話を1話読み終えた後にこの冊子を開いて左ページに載っている問題を解いてみましょう!お話の中で登場した選択肢がでてくるので、正答することができるはずです。
「まだ国試を解くのは自信がないなぁ」と不安な方であっても解けるようになっているので本番の国試に慣れて自信をつけることができるはずです!
いかがでしたでしょうか!初学者から受験生まで使える『なぜ?どうして?シリーズ』ぜひいちどお手にとってみてくださいね!