第1回:勉強スケジュールを立てよう

新卒受験生,既卒受験生ともに,国試対策を始める際はただやみくもに勉強を進めるのではなく,きちんと勉強のスケジュールを立ててから勉強していくことが合格の秘訣です.
さらに,既卒受験生は,「仕事をしながら」や「子育てをしながら」のように,国試対策だけに時間を割けないことが多く,自分に合ったスケジュールを立てることが重要になってきます.

 

そもそも既卒受験生は,国試のどれくらい前から勉強を始めるのが良いと思いますか?
メディックメディアが,第36回国試後に国試受験生を対象に行ったアンケート※によると,既卒受験生の合格者では国試の1年以上前から勉強を始めた人が最も多いことがわかりました.
さらに,合格者不合格者問わず「国試の1年以上前から」勉強を始めていた人でも,約半数がもっと早く始めるべきだったと回答しています.これをもとにすると,勉強を始めるのは「国試の2年前くらいからが理想的であるようです.もちろん「理想的」であって,国試まで1年を切ってから対策を始めて合格している人もいます.そのような場合こそ,よりしっかりと計画を立てることが重要になってきます.

今回の記事では,国試までの
①全体スケジュール
②詳細スケジュール
③1日のスケジュール

の立て方の例をご紹介します.

※第36回国家試験解答速報サービス「スーパートマトの合格予報」アンケートより

①全体スケジュール

既卒受験生は,「仕事をしながら」「子育てをしながら」というように,国試対策を進める状況が人によってさまざまです.しかし,どんな既卒受験生でも最低限おさえておきたいスケジュールがあるので,ご紹介します.

スケジュールの全体像はこのような感じです.

国試を解くための基礎となる勉強から始めて,国試当日に近づくにつれて問題演習を本格的に進めていく」というのが勉強の進め方のポイントです.

スケジュールの全体像を把握したら,「国試対策開始〜受験前最後の夏」「受験前最後の秋冬」「直前期」それぞれの時期に,どのように勉強を進めていくか計画を立ててみましょう.
この記事では,「国試対策開始〜受験前最後の夏」での勉強スケジュールの立て方の例をご紹介します.「受験前最後の秋冬」「直前期」については,それぞれ第4回第5回の記事で,勉強方法と一緒にお伝えします.

②詳細スケジュール(国試対策開始〜受験前最後の夏)

この時期の勉強スケジュールの立て方のポイントは,「勉強する科目の順番と,それぞれの科目をいつまで(いつごろ)に勉強するか決める」ことです.

合格者が立てた実際のスケジュールはこのような感じです.

国試対策を始めたばかりのころは,すべての科目を基礎からしっかり理解することが大切なので,科目ごと勉強していくのがおすすめです.
ちなみに,こちらの合格者は,インスタグラムの国試対策について発信しているアカウントを参考にしてスケジュールを立てたそうです.
何から始めたらいいかわからない人は,このスケジュールを参考にしてみたり,この合格者のようにSNSで調べてみたりして,自分なりの勉強スケジュールを立ててみましょう.
メディックメディア栄養の公式LINE, TwitterInstagramでも情報をたくさん発信しているので,ぜひ登録してみてくださいね.

なお,合格した人の多くが口をそろえて「基礎栄養学や臨床系の分野から始めるべき」と言っています(詳細は第3回参照).そのため,「基礎栄養学」「人体」「臨床栄養学」のいずれかから勉強を始めることをおすすめします◎

 

勉強する科目の順番と,いつまで(いつごろ)に各科目を勉強するか決まったら,次に,1日の勉強スケジュールを立てることが大切になります.
ここからは個人によって立てるスケジュールが異なってきますが,これからご紹介する例を参考に,自分に合ったスケジュールを立ててみましょう.

ここでは,病院の厨房で働きながら(シフト制),2年前から国試対策を始めて合格した人の例をご紹介します.

③1日のスケジュール

1日の勉強スケジュールを立てると,計画的に勉強を進めることができ,
「この勉強やるの忘れていた」「国試に間に合わなかった」
ということを回避できます.

実際に,合格者はこのようにスケジュールを立てていました.

この合格者は,1日のうちで勉強できる時間をマーカーで囲んで,枠内に勉強することを記入していました.仕事の前や後,休みの日など,空いている時間を「勉強できる時間」としていたようです.
この方法は,
勉強できる時間帯とやるべきことが可視化されてわかりやすい
「この日にこれをやる」という目標ができて,勉強のモチベーションが高まる
というメリットがあっておすすめだそうです.
また,この合格者は,シフト制で働いていて勉強できる時間が不規則だったからこそ,1日ごとにスケジュールを立てるこの方法が合っていたそうです.

 

この方法以外でも自分に合うやり方を見つけて,自分に合うスケジュールを立ててみましょう!

 

いかがでしたか?
既卒受験生は,国試対策を進める環境が人それぞれだとは思いますが,
この記事の内容を参考にして,自分なりのスケジュールを立ててみてください!

 

連載第2回は「基礎固めをしよう」です!